今年の畑の状況についてです。
今年は2月の大雪の影響で、春先の土中に水分が多かったせいか
芽吹きは比較的安定していました。しかし、ここまで全体的に見れば
低温で推移しているような気がします。データではなく、実際の植物
の生育状況からの判断ですので、根拠はないのですが。
それでも実際、いつもはGW前にやってくる低温期が、連休明けに
やってきましたし、気候の周期は10日くらい遅れているかも知れませんね。
こういう年は夏に猛暑がやってくるのですが、今年はエルニーニョ現象が
現れているので、冷夏になりそうだと私は思っています。
冷夏であれば、今年の黒系ぶどうは、かなり高品質が予想されます。
が、曇天多雨候からの低温だとすると、病気の被害が心配です。
では、どうする?
ということで、今回は今まであまりやってこなかった、春先の芽欠き作業を
行いました。今までは暑さ対策として、日陰をつくるような感じでしたが
今年は風通しよく、湿気が篭りにくいように考えてみました。
いい結果につながってくれるといいんですが、どこまでもOKラインを
下げまくる訳にもいかないですからね。
※右側がメルロで左側がカベルネソービニヨンです。