ソムリエの資格ももつ近藤さんが提案してくれたマリアージュは、「燻製した鰆のポワレ タイムの香るアンチョビソース」×「甲州2015」。料理は燻製の香りが食欲をそそる鰆にアンチョビの塩味を添えた、パンチのある味わい。「旬の魚をいかしつつ、焼くだけではやや単調な印象なので、お酒との相性がいい燻製にして味に厚みを出しました。甲州はすっきりした味が特徴ですが、シャトージュンはボリュームや奥行きも備えているところが魅力。燻製の香りとワインの後味に感じられるほのかな苦みがマッチします」(近藤さん)。
春のメニューに合うのが甲州なら、通年提供する名物料理「和豚もち豚 肩ロースの炙り」と楽しみたいのはシャトージュンのシャルドネ。「備長炭で炙った香ばしい豚肉が、しっかりしたワインに合います。シャトージュンのワインは味のバランスがよく、料理に合わせやすい。クオリティと価格のバランスもよく、お客さまにおすすめしやすいワインですね」と、マネージャーの水上好則さん。
「レゾナンス」で現在オンリストしているシャトージュンは3種類(甲州、シャルドネ、カベルネ ソーヴィニヨン)。どんな料理に合わせるか迷ったら、ぜひスタッフに相談を。お酒と料理の相性を大切にする「レゾナンス」なら、ゲストのシーンを考えたベストなマリアージュを提案してくれるに違いない。