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シャトージュンとマリアージュするひと皿 第三十回:レゾナンス シャトージュンとマリアージュするひと皿 第三十回:レゾナンス

2018.4.1
「燻製した鰆のポワレタイムの香るアンチョビソース」×「甲州2015」のマリアージュ 「燻製した鰆のポワレタイムの香るアンチョビソース」×「甲州2015」のマリアージュ
シャトージュン 甲州2015
  • シャトージュン 甲州2015
  • 山梨県産甲州を100%使用した辛口の白ワイン。洋梨、花梨、柑橘類を思わせる香りと甘みにキレのある酸味が奥行きを与え、穏やかに余韻が続く。
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「シャトージュン」のワインと多彩なメニューの相性を探る“マリアージュ”企画。
Vol.30の舞台は丸ノ内の「レゾナンス」。

本企画のVol.2でも「甲州2009」に合わせた料理を提案してくれた「レゾナンス」。時は移り、甲州のヴィンテージは2015へ。時代が求める食の形に応えるべく、「レゾナンス」もフレンチレストランからより柔軟なスタイルへとコンセプトを一新した。2017年夏にリニューアルした店内には、天井高約10mの開放的なスペースはそのままに、ダイニングエリアとバーエリアを用意。ひとりで軽く飲みたい時も、ふたりでゆっくり食事をしたい時も、大人数で集まりたい時も、それぞれにぴったりのひとときを提供してくれる。

料理はフレンチの技法を大切にしながら、フムス、アヒージョ、パスタなどジャンルを超えて“選ぶ楽しみ”があるメニューをラインアップ。「産地直送のものも多く、食材の魅力がいきる料理を心がけています。また、ワインのほかオリジナルビールやハイボールも充実しているので、全体的にお酒が進む味に仕上げています」と語るのは料理長の近藤慶和さん。

「燻製した鰆のポワレ タイムの香るアンチョビソース」(ランチ プチスープ付きで¥1,800、ディナー¥1,880/春の季節限定メニュー)、「甲州2015」(グラス¥900、ボトル¥4,800)
和豚もち豚 肩ロースの炙り
「和豚もち豚 肩ロースの炙り」(ランチ プチスープ付きで¥1,500、ディナー¥1,680) ※記事内の価格はすべて税抜き。

ソムリエの資格ももつ近藤さんが提案してくれたマリアージュは、「燻製した鰆のポワレ タイムの香るアンチョビソース」×「甲州2015」。料理は燻製の香りが食欲をそそる鰆にアンチョビの塩味を添えた、パンチのある味わい。「旬の魚をいかしつつ、焼くだけではやや単調な印象なので、お酒との相性がいい燻製にして味に厚みを出しました。甲州はすっきりした味が特徴ですが、シャトージュンはボリュームや奥行きも備えているところが魅力。燻製の香りとワインの後味に感じられるほのかな苦みがマッチします」(近藤さん)。

春のメニューに合うのが甲州なら、通年提供する名物料理「和豚もち豚 肩ロースの炙り」と楽しみたいのはシャトージュンのシャルドネ。「備長炭で炙った香ばしい豚肉が、しっかりしたワインに合います。シャトージュンのワインは味のバランスがよく、料理に合わせやすい。クオリティと価格のバランスもよく、お客さまにおすすめしやすいワインですね」と、マネージャーの水上好則さん。

「レゾナンス」で現在オンリストしているシャトージュンは3種類(甲州、シャルドネ、カベルネ ソーヴィニヨン)。どんな料理に合わせるか迷ったら、ぜひスタッフに相談を。お酒と料理の相性を大切にする「レゾナンス」なら、ゲストのシーンを考えたベストなマリアージュを提案してくれるに違いない。

シャトージュン 甲州2015
  • シャトージュン 甲州2015
  • 山梨県産甲州を100%使用した辛口の白ワイン。洋梨、花梨、柑橘類を思わせる香りと甘みにキレのある酸味が奥行きを与え、穏やかに余韻が続く。
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レゾナンス

ブルーノート・ジャパンがプロデュースするカフェ/ダイニング/バー。2017年夏にフレンチレストランからコンセプトを一新し、用途に合わせてさまざまな形で活用できるスタイルにリニューアル。上質な食材をいかしたジャンルレスな料理と国内外の多彩なドリンクメニューをそろえ、軽く1杯から大人数での会食まで、幅広いシーンに応える。全70席。

DATAレゾナンス
  • 東京都千代田区丸ノ内2-7-3 東京ビル TOKIA2F
  • 電話 03-3215-7707
  • 営業時間 ランチ11:30〜14:00LO カフェタイム14:00〜17:00
    ディナー 17:00〜23:30(土・日・祝は〜22:00)
  • 定休日 不定休
  • http://www.resonance.ne.jp/