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シャトージュンとマリアージュするひと皿 第二十九回:ガオカスタンド

Vol.29 GAOKA STAND 「「揚げナスの温かいラタトゥイユ」」×「マスカットベーリーA -ミレーラベル夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い-」のマリアージュ

「シャトージュン」のワインと多彩なメニューの相性を探る“マリアージュ”企画。
Vol.29の舞台は自由が丘の「ガオカスタンド」。

自由が丘駅北口から徒歩約1分。居酒屋や定食屋がひしめく賑やかなエリアに店舗を構える「ガオカスタンド」。眼鏡をかけたユーモラスなカバが目印のバルだ。この街で生まれ育った山﨑靖知さん(入り口のカバ同様、眼鏡がトレードマーク)が「地元に女性ひとりでも気軽入れる立ち飲み屋を作りたい」とオープン。居酒屋に集う男性客が多い場所にあって、ダイナーや雑貨屋に思わせるカジュアルな雰囲気が目を引く。山﨑さんが大好きだというカバとブルックリン・ブルワリー(USのクラフトビールメーカー)のグッズが店内のいたるところに置かれているのもご愛嬌だ。料理を担当するのは山﨑さんと付き合いが長く、息もぴったりの四方田 透さん。四方田さんが得意とするイタリアンをはじめ、居酒屋風のおつまみや燻製料理、1g¥10で量り売りする赤身のロースなどバラエティ豊かなメニューがそろい、しっかり食事が楽しめる。「落ち着いて食事をしたいというお客さまからのご要望に応えて椅子を設置し、立ち飲み屋から小皿料理が楽しめるバル/酒場へと業態をチェンジしました。仕事を終えて帰宅する前にさっと寄れて、食事とお酒で疲れを癒やしていただける場所を目指しています」(山﨑さん)。

シャトージュン マスカットベーリーA-ミレーラベル 夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い- 山梨県立美術館所蔵のミレーの絵画をラベルと商品名に冠したシリーズのワイン。山梨県産のマスカットベーリーAを主体としたフレッシュな仕上がり。

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ヨーグルトミントのアイス シャトージュンのエスプーマ

「ガオカスタンド」が今回提案するのは、「揚げナスの温かいラタトゥイユ」とマスカットベーリーAを主体にしたワインのマリアージュ。「現在、ワインは日本のものだけをお出ししています。まだ知名度がそう高くない日本のワインを少しでも応援できたらと。自分は重厚感のあるタイプではなく軽やかなワインが好きなのですが、まさにシャトージュンの魅力は飲みやすさと合わせやすさ。“軽く小皿料理で1杯”という時にぴったりです。揚げナスがごろっと入ったラタトゥイユは女性に人気のメニュー。トマトの程よい酸味とバジルの爽やかさがフレッシュな飲み口にマッチします。中華まんに、玉ねぎとケイパーで甘酸っぱく煮込んだ豚バラ肉を挟んだ『ガオカまん』なら、同じミレーのシリーズでもミディアムボディの赤ワイン『種をまく人』がおすすめ。いろいろな味が楽しめるよう料理を小さめのポーションで提供していますので、ぜひさまざまなマリアージュを気軽にお試しください」(山﨑さん)。

気負わずふらりと寄ることができる雰囲気。注文しやすい量と価格で、酒が進む料理。こんな要素がそろった頼りになる“街のスタンド”を知っていれば、ワインのある日常がより楽しくなるはずだ。

写真上「揚げナスの温かいラタトゥイユ」(¥500)、「マスカットベーリーA -ミレーラベル
夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い-」(グラス¥650) 写真下 「ガオカまん」(¥500)
 ※記事内の価格はすべて税抜き。

ガオカスタンド

“女性ひとりでも気軽に楽しめるバル”がコンセプト。自由が丘駅から徒歩約1分というアクセスのよさに加え、ダイナーや雑貨店を彷彿とさせる親しみやすい雰囲気が魅力。名物の「ガオカまん」、「スモーキーポテトサラダ」、「洋風もつ煮込みwithガーリックトースト」(各¥500)など、お酒が進む手頃な価格の料理が充実。ワインやビールのほか、ルイボスティー・ハイやグリーンスムージーカクテルなど創作系のアルコールもラインアップ。カウンター6席、テーブル8席。

DATA ガオカスタンド 東京都目黒区自由が丘1-11-3 とみやビル1F
電話 03-5726-9390
営業時間 17:00〜25:00(金・土・祝前日は〜27:00)
定休日 月曜(祝日の場合は翌火曜休み)
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